アメリカ「働きがいのあるベスト企業100社」発表、スーパーなど小売業も上位に
コメント
注目のコメント
ウェッグマンズはニューヨーク近郊を中心に展開するスーパーマーケットです。私もアメリカに住んでいる時は常連でした。食材は豊富で何と言っても鮮度抜群。それでも価格帯はホールフーズより随分低めに設定。そして店員さんの対応が素晴らしく、買い物に行く度に気分が上がる!ウェッグマンズでは従業員の大学進学を援助する奨学金制度をずいぶん前から導入したそうです。そういう取り組みは最近スタバなども実践していますが、他社に先駆けて従業員の教育へ投資を重視する経営陣の姿勢が、この企業の競争力に繋がっているのでしょう。
ウェグマンズが2位!さすがの結果です。
家族経営で、従業員を大切にし、顧客へ愛される経営をしている。ずっとランキング上位に輝き続けるのは本当に素晴らしい事だ。
社員教育にも力を入れており、知識教育の徹底が社員の力を伸ばすと同時に、会社へのロイヤルティ向上をもたらしている。日本よりもアメリカは労働者の階級が分かれているので、小売業で働くのは低い階級の方々が多い。故に、教育の機会にも恵まれず、自身の能力を伸ばすことができない。それが給与を上げられないでずっといてしまったり、仕事に誇りを感じられずにいる人達が多くしてしまう。
だからウェグマンズは社員に教育の機会を提供し、力を発揮した社員にチャンスを与える経営で、社員の力を最大化させ、顧客へのサービスでの差別化につなげている。それが店舗のグローサラントなど、人の能力やサービス力が必要となるサービスを可能にしている。
日本の小売業もこのような会社の経営を見習い、社員を磨き、社員が誇りを持てる会社を作るべきだ。それが、顧客に選ばれ、地位向上につながり、人手不足による店舗サービス力の低下や、店舗の閉店、ブラック企業化から無縁になると考える。