公共建設現場でフランス語の使用義務付け、仏パリ圏
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注目のコメント
パリの建築現場に行くと確かに人種の多様性が見られます。サッカーチーム同様で、それもカッコいいなと思っていましたが。
保護主義は怖いですね。フランス語は美しい言語ですが、目的と手段のねじれ(のようなもの)に怖さを感じています。フランスは、自国文化の象徴として正しいフランス語使用に昔から気を使っている。国際化の中で批判もあるが、日本も世界に誇れる美しく表現方法が多彩な日本語を持っており、フランスに負けないぐらいに大切にすべきだと思う。
「外国人労働者を締め出そうとする動きに追従した形」とありますが、レイシズムに繋がりかねない移民者そのものの排斥を主張するのを避け、政治、文化、宗教といったものの在り方に多数派の目を向けさせることで結果的に排外主義を進める動きが極右勢力だけでなく社会全般に広がり始めているのがフランスをはじめとする近時のヨーロッパの「ポピュリズム」の一つの流れであるように感じます。
フランスの公的支出による事業に従事する以上フランス語を話して当然、ということの背後で、多数者が少数者の利益に公正に目配りすることで成り立つ民主主義の価値感が失われつつあるということでなければ良いのですが・・・。