NianticのハンケCEO、ゲーム体験を変えた「Ingress」「Pokemon GO」を語る
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ゲーム業界のルールを変え、オンラインゲームの新しいengagement 方法を開拓したPokémon GO
この成功を見ていつも思うのは、どんな業界も既存の概念、手法、ルールの延長線で物事を考えているとダメだということ。
いつかゲームのルールを変えてくる人、変えようと仕掛けてくる人がいて、業界を少しずつ変えていく。
その流れをしっかり押さえて、ゲームの主導権を常に握っておかないと、新たなプレイヤーに、新しいルールで、やられてしまう。
同時に自らゲームチェンジャーにシフトしないとお客様とのEngagement を維持出来ないということ。
常に業界のルールに疑問を持ち、新しいルールを作り出し、自ら進化、シフト出来るようにならなければならないですね。ゲームは本来、特定の場所で遊ぶものであり、移動しながら出来るものではありませんでした。
もちろん、移動中も出来るゲームはごまんとありましたが、ポケモンGOは移動を「前提」とするゲームデザインです。
また、新しい技術や、多くの人が知るポケモンを採用する事で、より革新的で汎用性のあるゲームになっています。
そういう意味で、ポケモンGOは固定概念にとらわれず、ゲーム業界を既存の土台を活かして新しい舞台へと導いたゲームといえます。
革新という意味では学ぶところが多く、ポケモンGOはゲーム業界だけでなく、様々な業界の先駆者だと思います。Niantic社のジョン・ハンケCEOとは一昨年(2015年4月)、京都でお会いしました!
その時は、イングレスの大規模なイベント「証人・ショウニン」を京都でご開催。ジョン・ハンケ氏は「イングレスの世界観は京都のお庭を見ている時に着想」とお話になり、感激したのを覚えています。
京都市をはじめ多くの自治体が、「人が楽しみながら移動する」という機能に着目し、地域活性化、健康長寿、新たな文化創造などの視点で関心を持っています。
歩きスマホ、車の運転中のスマホなどの禁止はじめ安全対策の徹底は大前提ですが、大いなる可能性に注目し、今後とも連携を深めたいです。