火災のアスクル倉庫、内部はこうなっていた
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大量に可燃物をストックするには、防火状防火区画を細かくしないと、この様な大規模に延焼してしまうと思います。
でも、区画を細かくしてしまうと、梱包、輸送等がスムーズに出来ません。
又、建物の構造上倉庫は、外への延焼を避ける為に窓は、最小限にします。
反対に、外からの延焼も食い止める為にも、室内の換気システム位です。
又、スプリンクラーですが、室内にうず高く積まれた状態ですと、有効に水が散乱しません。
高い所は水がかかりますが、床等は霧雨位です。
ガスですが、平米数がデカイので、設備的に無理かと思います。
ですから、出火した区画での鎮火を目的を目的として、細かい防火区画にしませんと、同じ様な事案が出て来ると思います。2013年竣工ならほぼ最新の消防法・施行令等に従って消防設備が設置されているでしょう。でないと、竣工時に必ず行われる「消防検査」で指摘を受けて稼働できません。
(法律は大きな火災の例があるとすぐに変わるので、全ての建物が完璧に法律を守る事はありえませんし、すぐに「法律違反だ」と言って叩くのは良くない。最新の法律に合わせるよう徐々に変えていくのが普通)
そもそも消防法を完璧に守った設備を設置していても、火災自体を予防出来るものではありませんので、ご注意を。
あと、「窓が少ない」事も悪いわけではなく、おそらく法律の「排煙設備」にあたる「排煙窓」が基準通りに設置されているだけだと思います。「採光」の基準に関しては、事務所や住宅ではないので、採光用の窓を設置する必要が無かっただけかと。建物の図面見たわけではないのではっきりとはわかりませんが。最新鋭の設備なのにショックでしょうね。
災害や火災に備えた対策をしていたでしょうが、それが役にたたなかったということは、根本から見直す必要がありそう。それと不幸にして災害が起こった時の対策も!
これを教訓に立ち直って欲しい!