産業用ロボットの形が変わり始めた！その影にEMSの存在あり

コメント

注目のコメント

• 瀬川 友史

  コンサルタント

  ・2017年02月21日

  確かにこれまで、ロボットメーカーの製品（ロボットアーム）は大口顧客である自動車産業向けに作られてきた傾向があります。今回の記事の製品は、新たな大口顧客としてEMSが成長してきたためでしょう。
  
  大口顧客以外にも自動化ニーズは多様にありますが、画一化されたロボットアームを、工程や周辺装置の設計によって現場に合わせてきたのはシステムインテグレータと呼ばれる中堅中小、最近ではベンチャー企業であり、メーカー既製品では難しい場合には独自機構のアームを作ることもあります。ある意味、自動化ニーズの最先端にいるのはシステムインテグレータと言えます。
  
  ちなみに経済産業省のロボット導入実証事業では、これらシステムインテグレータによる取り組み事例を見ることができます。
  
  参考：ロボット導入実証事業　事例紹介
  http://www.jara.jp/hojyo/handbook26.html