「ひと手間」というプロセスを価値化、日本食に学ぶブランディング
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注目のコメント
神は細部に宿るに通じるものがありますね。エックハルト・トールの『ニュー・アース』という本にあった、「偉大なことの基本は、偉大という概念を追いかける代わりに、いまこの瞬間の小さなことを大切にすることなんです。いまこの瞬間はつねにシンプルで、その意味ではつねに小さいでしょうが、そこには偉大な力が秘められています」という言葉を思い出しました。
作品だけではなく、人生も"Seize the day"という言葉があるように、今を生きることが明日への道に通じるのだなと感じた次第です。このひと手間を伝えるのが苦手な農家さんやお店も多いです。しかし、店側らしさの品質訴求として大切で、訴求云々で購買率や単価にも影響します。内食では脱手間の流れなので、大切にしたいですね。
食べる人が「ひと手間」を残す!
作り手により美味しさが引き出されても、その価値が認められなくなってしまうと、合理化により「ひと手間」がなくなってしまうかもしれない。
五感で味わい、ひと手間かけられていることに、ありがたみを感じたいものである。日本人特有の繊細な感性を大切にしよう。
いいものを残すことは必ずしも、作る側だけによるものではない。これは食材に限らない。価値創造を支えるには、価値を享受する側の力も必要である。