相模鉄道が朝の列車を「あえて」減らしたワケ
東洋経済オンライン
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注目のコメント
鉄道会社の判断はときどき心配になる
鉄道会社のビジネスモデルは、鉄道沿線に住宅と商業施設を設置し、街に来た人にお金を落としてもらうことにあると思う
となると、KPIは、混雑率の低さではなく、どれだけの人を回収エンジンとなる街に集客できるかなわけで、
相鉄にとってそれは横浜であるはず
それなのに、直近では、都心直通プロジェクトと称し、横浜をパスした路線を走らせようとしている
https://www.sotetsu.co.jp/future/into_tokyo/
これは渋谷と新宿を直通にしてしまったことで、渋谷を飛ばして新宿に人が行くようになってしまった東急と同じ判断
大丈夫かな運行本数を減らすのは、むしろ遅延回復のしやすさがあるのではないかと思う。
例えば田園都市線で一番の問題はなにかといえば、混雑よりむしろ慢性的な遅延である。超過密ダイヤのため、早朝に起きた遅延でも昼前まで回復できないことはざらである。相鉄二俣川駅から横浜方面へは、平日朝7時台は約5分おきに各駅停車と急行が発車する。急行は途中の星川駅で各駅停車を追い越すが、それ以外では急行待ちを行わない。そのため、運転間隔を詰めすぎると急行が先行の各駅停車に追いついてしまい、ノロノロ運転になってしまう。運転間隔を広げると、そうしたノロノロ運転になる区間を短くすることができ、大和や海老名あたりからの利用者の乗車時間短縮にもつながる。そういうダイヤ編成上の理由もあるのではないか。