軽井沢に幼小中一貫校構想 楽天元副社長ら
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注目のコメント
幼少中一貫は珍しいですが、沖縄にもアミークスというインターがあります(※)。
最近、民間企業(民間企業出身)の方が学校を作るという話を聞くようになりましたが、それにはどのような背景があるのか考える必要があります。自分たちの子どもには、既存の学校ではない学校に通わせたい、そのような想いが強いのではと推察します。例えば、文科省や総務省等の中央省庁、そして地方自治体等、ICT教育の普及に大変尽力されていらっしゃいますが、全体で同じようなスピードで普及することはそのスケーラビリティとコストから非常な困難を伴っています。現に2020年までに1人1台タブレット普及という話もありますが、あと3年でどこまでそれが叶えられるか分かりません。
一方で、民間ならカリキュラム等ある程度準拠する必要があるものの、その他はフリーハンドで自由に出来ます。ICTに特化したければそれも容易に出来ますし、キャリア教育を入れたければそれも入れられる。
「大きな何かを変えるよりも、自分で作ってしまった方が早い!」そう考える方が、新たな学校を作っているように感じます。
昨年シンガポールで開催された教育カンファレンスでは、あるセッションで2020年までの教育領域のトレンドとして、①デジタル化②習熟度別学習③テクノロジーの進化④学校の民営化⑤グローバリゼーションが列挙されていました。
④の学校の民営化については、富裕層向けの学校が設立される一方で、安価で良質な私立学校の設立が多くされるのではという議論でした。
私もその2つの傾向は今後多く出てくると思っています。
(※)http://www.amicus.ed.jp評論で終わらず生活かけて自分がやろうというプレイヤーの1人だから、応援したい。
みんな、根本的な変革ができない今の公教育に問題を感じて、自分がやるしかないと乗り出しているのだろう。野外体験を重視など、共感できるところも多く、骨太な教育であることを期待している。
私は、教育の機会均等の観点から、しばらくは公立改革にこだわりたい。オランダのように「公立小学校の民営化」が特区でもよいので可能にならないかな。