財務諸表が読めるデザイナー「ビジネスデザイナー」とは何者か?
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複数職能の組み合わせ、且つ習得の難しいスキルであればあるほど、個人の価値が高くなるのは当たり前だけど、組織運営をする目線ではどこにアサインするかが大きな論点。そういうロールを作っていくのもマネジメントラインの仕事かもね。
注目のコメント
以前からアメリカ、特に西海岸ではPost MBAとしてMFA(Master OF Fine Art)と言われる「芸術系修士号」の人気が出てきていると言われていますよね。最近流行のデザイン思考のブームもあり、将来的にはこのMFAがMBAに代わるビジネス上の主流になるのではとの見方もあります。
財務諸表が読める=数字を使った論理的な発想ができる、ということであり、右脳と左脳が両方機能することになります。
これって最強のビジネスパーソンじゃないですか。濱口さんが最近よくメディアに出ていることもあり、「ビジネスデザイナー」という職業への注目が高まっている感じを受けますが、これだけできたらスーパーマンですね。
>以下は、海外におけるいくつかのデザインファームのビジネスデザイナー採用ページを見ながら、求められる職務内容をまとめたリストだ。
・デザイナーやデザインリサーチャーたちから成るチームとのコラボレーション。また、それを通じた機会領域の特定と、プロダクト、サービスコンセプトの創出。
・量的・質的リサーチの企画と実行。
・クライアントの現在のビジネス、そして、将来のビジネスのあるべき姿両方の分析とモデル化。ダイヤグラムを通じたコミュニケーション。
・顧客体験改善につながるビジネスモデルの作成
・仮説の実地検証のための、ビジネスモデルのプロトタイプ設計、計画、実行
・DDP(discovery-driven planning)などの財務モデル作成を通じた、収益面からの事業モデルの検証と、検証結果のデザインへの反映
・現行のブランドポリシーや顧客体験ポリシーの範囲内における事業モデルオプションの作成
・イノベーション志向組織の組成や、風土改革のための、組織変革及び戦略アセットの構築