テーマを選んで投資する「FOLIO」が新たに18億円調達、今春ベータ版を公開予定
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注目のコメント
甲斐さんはゴールドマン時代の後輩ですが、これはすごい調達。
プロダクトリリース前に累計21億円の調達は聞いたことがない。
何がでてくるのか本当に楽しみです!ゴールドマン時代の優秀な後輩、甲斐さんが代表を務める会社。
創業間もなく総額21億円を集めるのは流石の一言。
しかし、記事を読んでその価値は十分にあると納得。
通常、金融出身者がこのようなサービスを作る時、リターン最大化のアルゴリズムだけに着目する。
それはそれで正しいのだが、どんな優秀なアルゴリズムを組み込んでも、常に勝ち続けるのは難しい。
リターンを前面に押し出してユーザー(投資家)を集めると、ユーザーはそこしか見なくなるため、
少しでも損失が続くとユーザー離れ(解約)につながり、特に「勝ち続けることは不可能である」という
金融教育を十分に受けていない個人向けでは、サービスは長続きしない。
しかし、FOLIOの素晴らしいことは、リターンだけでなく「楽しさ」「興味関心」「学び」の要素を入れていること。
リターン以外の、本来の株式投資にとって重要な部分に目を向けさせている。
流石です!
FOLIOは化けそうですね。Folioさんは弊社お金のデザインと同じ資産運用系のスタートアップです。資金調達おめでとうございます!このスマート資産運用の市場は、スタートアップ同士のシェアの奪い合いではなく、広大な伝統的な資産運用市場あるいは預貯金市場のデジタル化の勝負ですので、市場が活気づくのは非常にうれしい限りです。
Folioさんも素晴らしい投資家の皆様から大型の調達を成功させていますが、ロボアドバイザーの会社を創るには多くの資金が必要であることを弊社でも実感しています。お客様の資産をお守りするセキュアなシステム、証券会社として法令で求められる体制の整備、UXの良いプロダクト開発など、リーンに始めるわけにはいかない事業です。他のスマート資産運用のスタートアップであるウェルスナビさんも公表されているベースで総額20億円以上を調達されており、弊社お金のデザインでも公表しているだけで25億円以上をこれまでに調達しています。
Folioさんの特徴は自分の好きなテーマに基づいて投資を行うところです。アメリカではMotif Investing(セクターなどのビジネステーマに投資)や、OpenInvest(社会や環境問題などの課題に投資)などが先行しています。OpenInvestは、トランプ大統領の就任直後に、"Divest Trump"というトランプ氏と関係の深い企業をショートするテーマを発表し、話題になりました。
Folioさん、一緒に業界を盛り上げていきましょう!