【フランス】「育児する父親」の増やし方
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第二子誕生時に育休を1ヶ月取った父親です。
僕の知っている限り、いわゆる『イクメン』の人達が、「僕はイクメンです」と言っているのを見たことはないし、僕も自分から「イクメンです」ということはないですね。
『イクメン』という言葉は、そういう類の言葉なんだと思います。日本が過渡期にあるだけだということを願います。
生まれた直後に一緒にいるのはとても重要だと思います。魔の2歳だのなんだとは言いますが、産後数ヶ月の、本当に自分が命を預かっている感覚とか、床上げしていない奥さんのしんどさとか、本当に三時間に一回おっぱいあげてるだ、とか、その後2度と味わえない。最初に「あ、子育てって大変だ、これは」と実感してしまえば、その後は自ずと『家庭進出』できると思います。
引用『子の誕生直後から母子と共に過ごし、父親としての目覚めを促すこと。』
こういう話ってやっぱり働き方とか、働く意識の話に返ってきてしまうけど、下記のように『マネジメントの問題』と言いきってしまえる上司と部下が一体どれほどいることか…きっとこの考え方は、世代間格差では説明できない。だって若手と話してても、自分が一緒に仕事をしている人の休暇に対して、そういう風に考えていない人がたくさんいることが分かるから。
引用『それに正当な権利がある休暇を取って、同僚に迷惑がかかるとしたら、それはマネジメントの問題だよね。』
父親としての自覚、に関して、上の子が生まれてしばらく経った頃の妻との忘れられない会話を書いておきます。
それこそ、男が(僕が)父親としての自覚が生まれたのは上の子が生まれてしばらく経ってからだった、という話をしている中での会話です。
僕「〇〇(妻の名前)は、この子が生まれた瞬間から母親になっていたよね」
妻「私はこの子が生まれる前から母親だったよ」
もう、スタートラインが違いすぎて申し訳なくなりました。9ヶ月の育休を取った男性です。
育児に関して抜けがちな観点は二つ。
一つは育児には「世話」と「遊び」の二つがあり、前者の割合が圧倒的に大きいということ。
二つ目は「育児のタスクは一連である」ということ。
「オムツを替える」というタスクを例にとると「子どもに適切なサイズのオムツは何か把握する」「在庫を把握する」「発注する」「保育園に持参する分に記名し保管する」「家で使う分を保管する」「オムツを替える」「お尻かぶれの薬を塗る」「使用済みのオムツを片付ける」「オムツをゴミの日に捨てる」など、そこにまつわる一連のタスクがあります。
そういうことを知らずに「遊び」だけやっていたり「一連の一部」だけやっていたりすると「イクメン気取り」と揶揄されます。
日本男性の現状を考えると「育児をする父親」までの距離はすごく遠いです。
フランスでは似たような状況から15年でここまで変わったということなので、日本も変えていきたいですね。
※追記
NewsPicksの田井さん、言及ありがとうございます(*´∀`)♪「自分と違う選択をした人を、うらやんだりおとしめたりはしない。どんな生き方を選ぶかは個人の自由であり、他人のそれは、自分の幸・不幸とは関係ない」
このスタンスが大切だと思うし、今の日本の空気に必要なものなのだと思います。働きたければ働く人生を選べばいい。子供を持ちたければ持てばいい。イクメンが正しい姿だとか、女性が家庭に入るのが善だとか悪だとか、そんな世間の評価は全く要らないものだと思います。自分の選択の正しさを他者(多くは親や近しい人たち)に依存している人が日本は多い気がするんです。