ウォール街に圧力も-ファイアウオール復活、次期財務長官が検討示唆
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注目のコメント
トランプ政権となり、金融機関にとって規制が緩和されるといった話が一括りにされるきらいがありますが、それにより得をするプレイヤー、損をするプレイヤーの両方が出てくるかと思います。
グラススティーガル法は、(商業)銀行と証券(投資銀行)の分離。今は商業銀行グループが投資銀行業務を営めますが、グラススティーガルが復活するとそれが完全に出来なくなります。
これは元々商業銀行のグループにとっては貴重な収益源がなくなることとなりますので痛い。では相対的に誰が得をするのかと言うと、やはり投資銀行側(財務長官の出身も含む)です。投資銀行は、金融危機時に中央銀行からの資金サポートを得るため銀行持株会社の免許を取得し、FRBの監督下に入りました。
それによりこれまでなかった厳しい規制を遵守せざるを得ず、一方で商業銀行側は投資銀行側の業務を営めることにより競争条件は厳しくなっていました。グラススティーガル法の復活に向けては色々な金融機関の間で、これから様々な綱引きが出てくるのではないかと思われます。メモ