理想を語るなら、誰よりも厳しく自分を律するべきだ
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注目のコメント
NPのコメント欄にも「こんな危険な学校があったとは」系のコメントがありますが、それはこれまで何度も経験したことです。「お前はスパイと思われて当然」とかも言われましたね。会っただけで問題になるので会ってくれない、という経験も忘れにくいものです。
でも、疑惑ってどうやっても解けないんですよ。だから、その人たちを納得させるにはちゃんと生きるしかないと思っています。どうぞこれからも見守っていて頂ければと思います。
(前回の質問への回答)
>個人的に非常に興味があるのは、「なぜ、できれば最もお金儲けの権化といえるような仕事をしたい」と思ったのか?です。これまでのお父様のお話/ご自身の倹約の生活から非対称的な意思決定だと感じ、興味があります。
お金がないことによる不幸はすごく多いと身を持って知ったからです。荒れていた高校の同級生の多くは家が苦しいことが多かった。また、ある朝鮮学校の先生の家庭はお金がなくて、お父さんが秘密に借金をしてそれが膨らみ一家ばらばらになったり、とそんなことも少なくありませんでした。だからこそ、お金儲けとかはどうでもよくても、お金がないと話にならないなと思ったのです。
インターンをしていたNGOもやはり困っていたのはお金で、正しい活動を続けるにもお金は必要なんだなと思いました。
それと、坂本龍馬や二宮金次郎をみても、商売と社会変革は両立しうるんだと思ったことも影響を与えている気がします。社会主義国の中国に生まれ、日本で生活し、そして改革開放後の中国でビジネスをしている身としていつも思うのですが、世の中に結局0か1というデジタルなものは少ない。
社会主義か資本主義かの論争も結局は社会主義の中国が改革開放をし、資本主義の北欧などでベーシックインカムが議論されるなど、双方の間のシステムに収斂しつつある。
そういう意味で、理想をぶち上げるのは重要なのだが、オープンマインドでPDCAを回しつつ、本当にワークする仕組みに落とし込むという泥臭い仕事こそ本当に世界を動かすのだと思います。
そういう人間でありたい。理想はドンドン語っていいと思いますが、確かに「それを語るだけの資格こいつにあるか」は理想を語られた方の判断基準になりますよね。
すごく頑張っている人の理想論は時に人をも魅了します。