期待外れのウエアラブル市場、要因は普及進まぬスマートウオッチ(小久保重信)
コメント
注目のコメント
スマートウォッチを持つ最大のメリットは、携帯端末を手に持たなくてもいいこと!(何度もいってるけど、誤解してる人多い)
.
2代目のapple watchを使用してますが、本当にその点便利で、結構な距離離れててもペアリングしてるし、iphoneを起動したら自動ペアリングしてくれるし、電話やメールの発着信などが、携帯触らず、手首の角度だけで確認できるのは最高。
.
たしかに普及しないのは、エクスペリエンスが、使ってみないとわからないからで、伝えづらい側面でもある。手首?だからなんなの?って。
もう一つ普及しない側面としては、
.
1. ウェアラブルセンサの技術開発が遅いこと
2. 取得したデータを用いたサービス・ビジネス展開が浅いこと
.
1.については、普通取得できないような(特にバイオの)データの取得は、特殊な半導体センサを材料から開発する必要がある。価格も高い。
2.については、AI使えばと(わかってない人が)すぐ口にするけど、何を対象に予測したいのか、その学習データをどのように取得するのかが参入障壁になる。業界に先行例がないから、ビジネス上のロールモデルもいないですし。
.
とりあえず、この手の話をするときに、使わずして話をする人がいるけど、使ってから批判してほしい。
.
追記:
like押してくださった方々、ありがとうございます。
ここで個人的にオススメの記事を。
.
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2015/pr20151027/pr20151027.html
呼気中の微量のアルコールを検出することで、肺がんを検出する半導体センサー(産総研)
.
このセンサーは、材料開発のみならず、いわゆるAI要素技術である機械学習による肺がん患者のスクリーニングをしています。
.
なにが言いたいのかというと、ウェアラブルデバイスの発展には、医療を見越した用途でのデータ取得が重要だということ。ビジネスとしても、マスが大きい。社会的意義も大きい。
…ただ、そのためには上記の1と2の問題が立ちはだかるため、ブレイクスルーを待つしかない。
それまで、細々でも、がんばって製品を続けていってほしいというのが、いち材料研究者・IT起業家としての願いです。
.
モノの売り上げだけをみて、モノを知った気になりたくないですね。個人的にはウェアラブル(腕時計型のね)は悲観的になってきました。キラーになる「必要性」のある機能が出てきていない。個人的にはLINEやメールの通知が便利でApple Watchを手放せませんが、そうじゃない人が多数だと思います。
フィットネストラッカーで多少の可能性はあるかもしれませんが、それもまた一部のニーズだと思っています。友岡 賢二さんやImai Yukoさん、Ando Yosukeさんと同様で、私もヘルスケアの観点でFitbitを使い始めたところです。消費カロリーとかチェックしたいなーと思ったのが始まりでしたが、実際使ってみると睡眠(時間&質)にいろいろ気づきがあってよかったです。
そして遠藤 翔太さんのコメントを読んで、遠方に暮らす両親がもう少し高齢になったら付けてもらおうかな…と思いました。友だち登録したらお互いのデータが見れますし、元気にしているかのバロメーターになりそうですよね。