グローバルで働くビジネスパーソンの視点
コメント
注目のコメント
日産自動車が普段メディアに登場する時は新製品発表やモーターショーなどのイベント関連(もしくは決算発表)が多いかと思いますが、企画や営業・販売だけでなく、購買という文系職ながら製造現場に近い仕事もあると多くの人に知って頂ければと思います。表舞台に出る事は少なくとも、自分が苦労して買い付け担当している部品が工場で車輌に組みつけられ、世に出て皆さんに愛用されているのを目にする嬉しさは格別です。日本にいながらにしてグローバルにダイナミックな仕事をするのは面白くもあり大変でありますが、日々刺激に満ちています。
今回、あえてモノづくりの支える立場の購買部門やモノづくりコントロール部門に焦点をあててくるとは面白いですね。個人的にはグローバルな環境に身をおいたことはありませんが、記事を読んでいて、こんな環境の中で自分たちがかかわった商品が世界で販売され、利用されている光景を目にするのは、苦労することが多い分、とても感慨深いものがあるのだろうなと想像しながら一気に読んでしまいました。
「ヘルシーなコンフリクト(健全な対立)を恐れるな」という話も面白い。誰もが当たり前のことだと思う話なのかもしれませんが、そんな当たり前のことを日産のようなグローバルカンパニーも大切にしていると。またこれはグローバルに限った話ではなく、お客様に対して本当に良い商品やサービスを提供しようと思うなら、すべての企業、ビジネスパーソンが参考にすべき視点ですよね。この視点、私も忘れないようにしたい。
それにしても本当に想像を超えるグローバルな環境なんでしょうね。英語ができてグローバルな環境でチャレンジしたい人であれば、本当に恵まれた環境がありそう。余計なお世話だが、
①会社は学校のような教育の場所ではないので受身で教えてくれるのを待たないこと、
②必要なスキルは自分で獲得し、会社はそれを実践する場所を提供していると考える(つまり、会社は舞台、社員は役者、うけない役者には出番がない)こと、
③そのスキルや経験は「企業特殊的」、つまり日産以外の会社では価値がないかもしれないこと、
を理解しておくことだ。