freeeと横浜銀行、地銀初となる会計データを活用した融資を開始
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金融庁が地域金融機関に求めている事業性評価融資とは相容れない、財務データ重視融資の方向でのお話。開発開始が、金融庁が新たな方針を公表する前だったということなのでしょう。このシステムから得られるリアルタイム情報を、いかに事業性評価につなげるような分析データに落とし込むかが、今求められているポイントかと。会計ソフト屋さんとの共同開発ではそこまでは無理。ここにAIでも絡めてそれができるなら、フィンテック活用として画期的と言えるでしょう。
freeeに取り込まれているデータって、基本、キャッシュベースのことが多いから、その時点で、情報として遅延している気が・・・freeeに発生ベースで入れている人ってどれくらいいるんでしょう。
発生ベースになっていないと、ある時点の必要資金の情報としても不十分。与信情報として有用な情報ってfreeeとかの会計系ではなくて、トランザクション自体を握っているとこが強いんじゃないかな。
キャッシュベースでとりあえず楽に記帳したいっていう中小零細にはfreeeとってもいいと思うんだけど。極めて合理性の高い取り組み。ユーザーもレンダーも相応のメリットがある。
ただし、かつてメガバンクなどがスコアリングモデルで失敗したように、財務情報への過度な依存は必ずしも審査の精度を高めることにはならない点に注意すべき。