【永濱利廣】2017年、日本経済のリスクはトランプと欧州政局

2016/12/20

2016年のマクロ経済振り返り

2016年の日本経済は実質GDP成長率が3期連続でプラス成長になる等、表面上持ち直しの動きを見せた。
しかし、プラス成長の主因は輸入の減少や個人消費の底入れであり、海外経済の減速や円高等に伴う設備投資の停滞が成長率の足を引っ張ったため、自律的な回復とは言えない。