Netflix、2017年のオリジナル作品1000時間以上へ--映像“制作”でも存在感
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アニメ制作費は一般的に作品単価として支払われるため、利幅が人件費に左右されますが、ポリゴン・ピクチュアズがメインとする3DCGではデータがストックされるほど負担が軽減される。長期作品になるほどメリットが大きいことが特徴の1つです。日本のアニメクリエイターとの関係構築が意識されていることは嬉しい。制作手法と動画配信であることを活用し、日本アニメの活路になればと期待します。
なお、ポリゴン・ピクチュアズの作品は、最近のものだと「シドニアの騎士」「亜人」など。押井守監督「イノセンス」にも関わっています。少し前の記事ですが、日本の番組などまるで見ないアメリカ生まれ・育ちの息子が、Netflixで「深夜食堂」の大ファンだというので驚愕したばかりだったのでピック。Netflixのオリジナルコンテンツは、テーマ選択のセンスがなかなかよい、というか、このあたりもきっとデータ解析の裏づけがあってやっているのでしょう。
映画とオリジナルドラマはNetflixの充実度が勝るけど、Huluの頑張りも見逃せない。Netflixよりも少ないと思われる資金で、HBOの独占配信を取ってきたり、国内・海外のドラマとバラエティ番組のラインアップは豊富。ドラマの見逃し配信は1シーズン見られるので重宝しています。全部は見られていないけど、WOWOWのドラマが配信されているのは嬉しい。見たいのが多かったので。両方とも契約してるけど、視聴頻度はHuluが上回っている。共用している家族もHuluが多め。珍しいケースなのかな。
日本国内は「Hulu オリジナル」、海外ドラマは「Hulu プレミア」。
国内制作のコンテンツはNetflixに比べれば地味だが、海外ドラマの配信数が多くて、配信も早いのがHulu。
『Hulu限定オリジナル作品まとめ。HuluプレミアとHulu独占コンテンツ』
http://osusumehulu.com/?p=3225
各動画配信サービスの海外ドラマ配信状況
『海外ドラマ on VODs』
http://vods.kenzauros.com
派手でオリジナルコンテンツの豊富なNetflix、地味だがドラマとバラエティに強みがあるHulu。Netflix優位の声が多いですが、Huluは来年2月にリニューアルを控えていて、大きく変わる可能性がある。dTVとAmazonも無視出来ない。現段階でNetflixが勝ったと決め付けるのは時期尚早。
Netflixは会員数が公開されていないので、どれだけ支持されているのかはかりかねる。NPでの絶賛具合だと、dTVを超えて1000万人突破してそうな雰囲気。実際の契約者数はどれくらいいるのだろうか。Netflixがヒットしている実感が湧かない。それはHuluも同じなんだろうけど。
