ヤマトがアジアで拡大! 成功の要因は?
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ヤマト運輸のサービスを支えるのは「人(現場まで行き届いた顧客志向)」と業務プロセス/IT。
前者は現地で浸透させるまで時間も労力もかかるが、少なくとも後者は(現地特有の気候や法制度等の制約を除き)基本的に標準展開できる。ここに、業務プロセスによって優位性を確立した組織の強みがある。
ちなみにヤマト運輸をシステム面で支えるグループ会社「ヤマトシステム開発」は、自グループで培ったノウハウを外販する、高い技術力と提案力をもった企業だったと記憶している。ノウハウをインソースに蓄積していることも競争優位につながっているように思う。初めは物流網を構築するための費用が掛かるため、売上は伸びても利益は出にくいでしょう。しかし、シンガポールや上海などは日本より物価が高いので、恐らく荷物の単価も高いと思われます。これからが楽しみです。
追記
シンガポールヤマト運輸の料金を調べましたが、金額だけ見れば日本よりも安いですね。国土面積が狭いことを考慮すればトントンでしょうか。
(左から60cm 80cm 100cm 120cm以上 の料金(円))
シンガポール:737 1065 1392 1802
日本 :1080 1296 1620 2160
※S$1=81.9円換算