伊モンテ・パスキ、資本増強計画進める方針
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ECBがモンテ・パスキの増資計画完了期限延期要請を拒否したのは、既に延期に効果はなくイタリア政府が救済に動かなければ事態収拾は不可能と判断したからと報じられています。これを踏まえると今さら民間資本による救済案を進めるというのは無理筋ではないでしょうか。目先発足する新政権がどう動くか(あるいは動かないか)要注目ですね。
初めからさっさとそうすべきだったのではなかろうか→「ECBは、延長は有益ではなく、イタリア政府は公的資金の注入を検討し始めるべきだとの見解を示した」
この問題はモンテ・パスキだけで終わらないというか、最初の試金石とも見えるだけに難しさを感じてしまう。無理にDESすると債券市場全体にも影響が出そうな気もするし、公的資金注入は国民感情を損なうだろう。大合併をするにも時間がかかる。打ち手がなかなか難しい…