高校生が金融知識競う エコノミクス甲子園
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【2016.12.14追記】
なんとNewsPicksがきっかけで、エコノミクス甲子園を主催されているNPO法人、金融知力普及協会さんより直接お便りいただきました。大会に対する理解を深めていただければとのことで、昨年の大会レポートをいただきました。
また、弊社のインターン生の中に、同大会で過去に全国3位に入賞した者がいたことが判明しまして、詳しく話を聞きました。予選は筆記で知識系の問題も確かに多いようですが、全国大会は考える問題も多く、出題形式も工夫されていてとても面白かったとのことでした。インターンの彼曰く、「『日本国債がデフォルトするとどんな影響が考えられるか』みたいな問題が出て、とても面白かった」とのことでした。
ということで、同イベントに対する私の認識が間違っておりました。金融知力普及協会さん、大変失礼いたしました。
2017年2月5日に今年度の決勝大会があるようでして、時間が許す限りお伺いしたいなと思います。
また、いつか弊社もエコノミクス甲子園にご協力できればなと思います。
-------------ここから前回コメント--------------------------
昨年の質問例を見ると、どうも知識を問うテスト形式のようです。もっと「金融・経済的な考え方」を身に付けられれば良いなと思います。
例えば、
・価格は需要と供給によって決まるので、年功序列で給与が上昇するということはおかしいのではないか?
・借入コストが非常に低いので、返済義務があったとしても一定の奨学金を利用する方が良いのではないか?(個人が奨学金ほどの低利で借りられることはほぼない)
といったように、世の中を見渡して経済的な不合理に気付けるようになると良いなと思います。不経済を見つけるディスカッション・ディベート形式のコンテストがあっても面白いかもしれませんね。
そのセンスが磨かれれば、ウマイ話に乗せられて詐欺に遭うようなリスクも減少するでしょうし、原発、築地移転といった社会問題についても、もっとフェアにリスクやリターンを評価・判断できるようになると思います。
注目のコメント
2013年の資料によると、東京大会(地方大会)の出場校は、開成、慶應女子、桜蔭、筑波大学附属などの6校。卒業生の多くが金融の世界で活躍されています
出所: http://econ-koshien.com/wp-content/uploads/2015/07/7th_report.pdf金融教育は、どうも所謂「運用」の方に偏ったFP的なイメージが強い。もっとリアルな金融、債権債務の関係、デフォルトとは、破産とは、とかも一方で重要では?ちょっと目つきの悪い高校生が増えそうですが(笑)
一度、決勝のお手伝いで参加させていただきました。
とても熱気にあふれる大会です。
世界的に金融リテラシーを高めることは課題になっています。単なるマネーゲームでなく、投資や資産形成の本質を学んで、今後のキャリアデザインやライフデザインを考えるときの有力なツールにしてほしいなーと思います。