【志賀CEO】大企業は「出戻り社員」を歓迎せよ
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シリコンバレーでは、大企業で働いた人間が脱藩し、様々なベンチャーお互い支援しながら活躍する仕組みを、俗に”マフィア”と称して、その繋がりの強さと、相互扶助の精神を讃えている。決済の会社ペイパルのマフィアからは、Youtube, Linkedin, Yammer, Yelp始め、多くの著名VCも生まれている。Googleやfacebookでもマフィアの活躍は目覚ましい上に、複数回出戻りしている社員も多い。
こういった慣行は、日本企業ではまだ珍しいが、今後は日本の大企業も、この”マフィア”システムを上手く構築したところが活躍すると思っている。そのためには、兼業や週末起業などを許すことで、個人としても付加価値を埋める人間を育てる人事政策や経営が必須だろう。
注目のコメント
出戻りねぇ、、僕も最初に入社した大企業を2年で辞める時に
「わけのわからない情報に振り回されるよりも、情報を発信する側になりたい。いつか自分で信頼のおけるようなメディアを作れるくらいになりたい」
みたいなことを言って
「お前はアホか。そんなのはうまく行くはずがないし、あれだけの問題があってもなんだかんだいまの環境は安定してるじゃないか」
みたいなことを言われたりもしましたが、それがいまだに自分のモチベーションの原点だったりします。
もちろん、辞めた大企業から出戻りを促す声がかかったことはありませんが、昔の同僚や先輩にあった時に
「上田くん、意外に当時辞める時に言ってたことが実現できてるね。辞めてよかったね、うちにいた時より楽しそうだね」って言われるくらいでありたいなと思っていますし、そんなニュアンスのことを言われた時は嬉しかったです。
それに、やっぱり辞める時は覚悟をもって「こんな不条理、不合理は絶対に解決したい」と思ったので、何かモチベーションが上がらない時はいまだにその時のことを思い出すようにしています。「戻ってこい」と言われるのは嬉しい反面、それを言ってくれた人は戻る頃にはいない可能性があり、外海の水に慣れた人にとっては四面楚歌状態になるかもしれません。
自分がその会社で何をしたいのか。明確にあるなら、当分四面楚歌になっても耐えられそうです。