総額2.5兆円。イェール大の投資を担う「伝説の男」(前編)
The New York Times
2016/11/26
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注目のコメント
大学基金の運用者として、唯一インスティテューショナル・インベスター誌が選ぶ殿堂投資家に入っている、伝説の投資家デイビッド・スウェンセンの特集記事。過去20年の年率リターンが10%以上の素晴らしい成績を残している。大学基金の運用においていち早くオータナティブの比率を高めたことで知られていて、今でもポートフォリオの50%以上をヘッジファンドやPEファンドが占めている。イェールの基金のサイズは円安もあって3兆円近くで、ハーバードは4兆円を越えている。一方、東大は130周年に130億円に寄付を集めるのにも苦戦して、今でも基金のサイズは100億円そこそこ。資金力で全く勝負にならない。
寄付文化の乏しい日本では、大学基金を寄付だけでまかなうのは現段階では厳しい。素人考えですが、競争的資金や運営交付金の一部を投入するとかはできないのでしょうか。科研費の場合、研究者が獲得した総額の30%が間接経費として大学運営側に半ば強制的に吸い上げられているので、例えばその内の半分を基金化するとか、やりようがあるように思えます。
日本において、国から大学への補助金が増える可能性はもはや薄い。民間のお金を増やすしかありません。大学の投資責任者(CIO)と寄付集めの担当者に有能な人物を雇えるかどうか。それが日本の大学の命運を決めるはずです。
東大の改革者が語る。「やっぱり、最後はお金」
https://newspicks.com/news/1839437