敗因はFBI クリントン氏「胸張り裂ける思い」
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トランプさんの天才的な「アジェンダ・セッティング」能力こそ、彼の勝因であり彼女の敗因であると思います。彼が負けていたとしても、その争点設定能力には目を見張るものがあります。
つまり、日常の怒りと不満、不安のはけ口に対して具体的な敵・ターゲットを置いたのです。
・政治不信→Eメール問題、クリントン財団問題
・経済、不況→メキシコ、中国、移民
・税金の使い道→オバマケア、日本や韓国など同盟国の負担金
・情報不信→既存のメディア
・political correctness→白人の誇りを語らせない欺瞞リベラルとマイノリティグループ
そして、自分や他者にも当てはまる問題については、自身の陣営からは触れないようにします。たとえばEメール問題に関してはライス氏、パウエル氏などの歴代国務長官も慣習に則って同じようなことをしていたとは絶対に指摘しません。そして既存のメディアがそれを言い始めた時に「ヒラリー陣営から金をもらったメディアがなんかほざいてる」と言っておけば完ぺきです。
トランプさんの真髄は、このアジェンダ・セッティング能力にあると考えます。前にもコメントした内容と重なりますけど、敗因は、ビヨンセやガガなどの大金持ちミュージシャンに応援してもらったことだと考えます。富裕層の既得権益を守る側の人間だと、一層印象づけてしまったので、あれは完全に失敗でしたね。根本原因はオバマ政権に人気がなかったことで、しかし皮肉にも、初の女性大統領という栄誉はオバマ夫人が達成しそうだと予想します。
その要素もあるだろうが、FBIの捜査を招いたのは本人のミスが始まりだから自分のせい。もう一つ言うなら、副大統領候補にティム・ケインじゃなくて、サンダースを選んでいたら、FBIの捜査再開があったとしても圧勝してただろう。これも判断ミス。