中国新規融資、10月は大幅減 住宅ローン需要の後退示す
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中国10月新規融資6513億元(予想:7000億元)。
予想値を下振れ、9月の1兆2200億元から大幅減少。
以下の記事で指摘されているように、中国人民銀行は10月から理財商品を融資総額に計上するよう義務づけしており、債務問題対策のために規制強化に乗り出していますから、「減少は季節要因によるもので、全体の信用の伸びは横ばいだった。ただこの安定は続かず、今後数四半期で伸びは一段と鈍化するだろう」というのはその通りでしょう。規制当局がDESを利用した国有企業の債務免除をするよう銀行に圧力をかけている動きと合わせて考えると、直近安定的に経済成長しているように見えて、火種は燻り続けていることには注意が必要かと思います。
「中国の債務問題対策、ここからが本番」
https://newspicks.com/news/1858465?ref=user_329856
「中国、不良債権処理を加速へ」
https://newspicks.com/news/1855363?ref=user_329856