JDI、電子ペーパーで台湾社と提携
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注目のコメント
E ink HoldingsのCEO Frank Koは元AUOのVPまで勤めた方。
JDIとの提携で何を見出すのか。
高精細かつ動画表示も可能な反射型液晶パネルをこれまでの数年間、JDIは宣伝して来たし、電子ペーパーとは競合してきたのだが、その関連ということか。E inkの方が明確に事業化には成功してるしな。
https://newspicks.com/news/1747842/
過去コメントも編集しつつ再掲。
電子ペーパーというと今やE-inkばかりだが、E-ink以外にも多くの企業が電子ペーパーを開発して市場に売り込んでいた。たとえばブリヂストンや富士通などなど。今でも凸版印刷や凸版フォームズは電子ペーパーを手掛けている。ドイツにはPlastic Logicという会社もある。
結局電子ペーパーで最も面積が広く、数量が出る分野である電子書籍端末をE-inkがほぼ総取りしてしまったことにより、他の企業は徐々に市場から、敗退している。
金額的にはまだまだ電子ペーパーにとって電子書籍端末は多数を占めるが、台数ベースでは電子棚札や荷札など、また近年ではウェアラブルなども注目されている。最近の変わりどころではルフトハンザ航空とリモワが提携してE-inkの電子ペーパーを使ったタグ付きスーツケースが話題になった。
http://wired.jp/2016/06/11/vol23-rimowa/
E-inkの親会社はPVI(Prime View International)。 PVIは元々は液晶パネルを手掛ける企業だったがその後、フィリップスがE-inkを売却する際に買収した。E-inkの電子ペーパー技術そのものは米国のMIT、メディアラボが発祥。
このPVIの親会社が製紙会社だったというのは非常に面白い。PVIはその後、E-ink Holdingsに社名を変更している。
少し古いが下記のようなインタビュー記事もある。
http://globe.asahi.com/feature/100503/side/01_01.html