阪神は「超変革」で変われたか。ヤクルト、中日の根深い問題
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「プロ野球をきちんと分析した記事が読みたい」という編集長の声を受け、本企画を考えました。それとすでに書きましたが、監督を変えればチームが変わると思っているようなチームが見受けられ、それは違うだろうと言いたかったこともあります。
試行錯誤で作った企画で、現在のやり方が正しいのかはわかりません。5つの指標はもっと細かく分けた方がいいのかもしれませんが、それだと野球専門誌でもマニアックと言われるほどになってしまうなと考えて、掲載した形になりました(座談会用に細かい資料も作ったのですが、それを載せるとマニアックになりすぎるので、掲載はやめました)。
氏原さんが常々、「プロ野球選手のすごさが世間でちゃんと評価されていない」と言っています。すごく同感です。既存メディアでは、プロ野球を語る方法の幅が非常に少ない。そこで新たな見方をしながら、もっとプロ野球の魅力が伝わり、プロ野球がいい方向に進めばいいなと、信頼するライターの力を借りてこの企画を作りました。
来季開幕前、何らかの形で似たような企画をやりたいと思っています。その上で、様々なご意見が非常に参考になりました。ありがとうございます。中島さんが仰られていますように、今の野球を取り巻くメディアに、ジャーナリズムは皆無に等しいと、常日頃からの取材で感じるところであります。
ネットメディアはPV重視で、中身が薄っぺらく、著者名を明らかにしないというのが当たり前になっています。盗作する人もいて、その意識すらありません。それほど、野球のメディアを取り巻く環境は、日々、悪くなっていると思います。
その中で、今回の企画では、名前も、顔も明らかにして語っています。結果論や後付だと言われますが、自分の発言に責任を持ってそれぞれが語るというやり方を見て欲しいです。
編集部の中島さんのジャーナリストとしての強い想いに感銘いたします。企画にお呼びいただき、ありがとうございました。《昨年のセリーグ覇者ヤクルトの致命的な問題点》
投手陣がゴロを打たせるのが下手で、フライを打たれすぎる。
ゴロはアウトになりやすく長打リスクが少ない性質を持つのに対し、フライはゴロよりヒットになる確率が高く長打リスクも高い。
ところが、本塁打の出やすい打者有利球場・神宮を本拠地にしながら、ヤクルト投手陣は少なくとも2014年以降セリーグで3年連続で、打者にゴロを打たせる頻度が最も少なく、フライを打たれる割合が最も高い投手陣であることが、シンクタンクDELTAが公表する指標で判明している。
そもそも、2014年オフにロッテのエースでフライボール投手で被弾も多かった成瀬善久投手をFAで取ったのが間違い。ゴロを打たせることに長けたグランドボール投手をドラフトや補強で集めること、ツーシームや打者の内角を攻めてゴロを打たせる投球術にシフトチェンジしていくべきなのに、できていない。
※できれば来年の座談会に呼んで頂けるよう、今後もNewsPicks内外で精進したいと思います(笑)