IBMの人工知能「ワトソン」、医者が思いもよらぬ治療法を続々発見
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AIは、医者の代わりではく、医者のアシストとして、役立っていくでしょう。
たぶん、10年後には、病院で普通に使われていると思う。
実際、「診断支援ソフト」は20年以上も前からあり、それがAIで進化する形態をとるでしょう。
最も役に立つのは、「鑑別診断」といって、可能性のある病名が片っ端から表示されて、医者が可能性を潰していく。
医者は知っていても、病名が思いつかなくて、見落とすことがけっこうあります。
15年前、謎の発熱だと頭を抱えていたら、実は単なるマラリアだったってことがありました。
鑑別診断としてマラリアが表示されたら、渡航歴を聞き、瞬時にマラリアを疑えたはず。
私は、医者にとってAIが聴診器と同じくらい身近な物になると思うし、
また、そうあるべきだと考えます。さすがワトソン!医療の分野に人工知能はもってこいだと思ってます。
どんどん新しい知識や研究成果が出てますが、それらを全て身につけていくことは人間には無理です。AI等の力を借りてより良い医療が提供できればそれが一番ですね。
かといって医師の仕事は無くならないと思います。今後医者はAIの出した診断や治療法を患者さんにわかりやすい言葉で伝えるという架け橋のような仕事になっていくではないでしょうか。また、AIにはわからない人間の感覚的なものもあるかと思いますし。(例えば患者さんが嘘をついているとか、置かれている環境が複雑だとか。)いずれにせよ医師の人間力が試されますね。
あとは機械には真似できないレベルの手術をするなど、職人のような仕事も残るかと思います。
早く診察室で「どう思うかね、ワトソン君?」という日が来ないかな。