JR九州:初値は19%高、期待の一方「一過性のお祭り」懸念も (2)
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JR九州本日上場。
公開価格2,600円に対し初値3,100円。+500円(+19.2%)。
とくに機関投資家の需要が大きかったので初値が公募価格を上回るのは予想通りですが、公開価格ベースの時価総額が4160億円と今年国内最大のIPOにしてはそれなりに値幅をとれたという印象。初値ベースの時価総額は4960億円、予想PERは12.98倍(予想EPS:238.8円)、実績PBRは1.65倍(実績BPS:1,876.72円)、予想配当利回り1.21%(予想1株配当:37.5円)。
JR九州は先に上場した東日本・西日本・東海に続く4社目の上場ですが、これで4社連続で初値が公開価格を上回る結果となり、値幅はまちまちですが負けなしですね。
ちなみにJR東日本、西日本、東海の公開価格と初値は以下の通り。
JR東日本(1993/10上場) 公開価格:38万円 初値:60万円 +22万円(+57.9%)
JR西日本(1996/10上場) 公開価格:35万7,000円 初値:36万円 +3,000円(+0.8%)
JR東海(1997/10上場) 公開価格:38万円 初値:38万5,000円 +5,000円(+1.3%)神戸大学忽那先生の論文に、上場後の株価推移と、初音公開価格ギャップの差についての記述が。それほどバブル間もないし、順調な推移に期待できる!?