家に帰りたくない…「帰宅拒否症」に悩む男性が増えている

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注目のコメント

• Takahashi Hirokazu

  精神科医

  ・2016年10月12日

  結婚相手は一緒にいて疲れが取れる相手をお勧めしています。なぜならお互いに期待し合う関係性では双方の自由が少なくなるため疲れてしまいますが、逆にお互いに信頼し合う関係性では双方が自由でいられるため疲れが取れるからです。
  
  期待とは自分の思う通りにという願いであり相手の自由を奪います。
  信頼とは相手の思う通りにという願いであり相手に自由を与えます。
  
  もしも浮気が心配なときに「相手は変えられる」と信じるならばきっと相手を束縛したくなり、それが相手を疲弊させ、結果として癒しを求めて本当に浮気されてしまうかもしれません。所詮相手は変えられないので相手との距離が適正化されるわけです。
  
  反対に「相手は変えられない」と信じるならば自分にできることは何かと考えるでしょうから、もしもいかに家庭を癒し空間にできるかという方向で努力するようになれば、仕事で疲れた相手はどんどん早く帰って来るようになるでしょう。