「買い換えなくてもいい世界」をつくろうとするスウェーデンの挑戦
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「定常経済」を提唱する世銀エコノミストのデイリー氏は、成長は人類の持続可能性を損なうこと、経済を大きくする「成長」ではなく内容を良くする「発展」こそが目指すべき姿と言っています。
Global Footprint Networkのデータでは、全人類がアメリカ人と同じ生活をすると地球が6個必要になると試算しています。
今こそ考えるべき時だと思って書いた「成長神話という煩悩からいかにして金融は解脱すべきか」という拙著が今週金曜日に出ます。最後は宣伝になって申し訳ないのですが、社会や経済の持続可能性を取り戻す役割を金融に担わせるというチャレンジングな提案です。経済成長の先に幸福はあるのか。
便利さと引き換えに我々は何を失ったのか。
そういう本質的な問いかけにも感じました。世界一貧乏な大統領の演説ではインド人全員がドイツ人と同じように肉を食べ車に乗る生活をしたら地球の資源は不足すると述べられています。
みんなして物を修理しながら長く大切に使う。または1つの物をみんなで共有する。必要なくなった物はリサイクルにまわし無駄にしない。そんな世の中になればこの国の経済成長は止まってしまうでしょう。でもその代わり労働時間は今の半分で済むかもしれません。
もしも人類が限られた資源を大切にする持続可能な社会を選択するならば、消費と所有の個人主義社会から修理と共有とリサイクルの共同体社会への転換がその近道となるでしょう。昭和の時代、物が十分になくてもみんなで助け合って豊かに暮らした時代があったと聞きます。もしかするとそれが1つの答えなのかもしれません。
さてさて人類はどちらを選ぶのでしょう。ほんと、大量生産と大量破棄社会はまずい!
あと、ファミレスなど、どーでもいい子供のオモチャ配らないでほしい。
すぐ捨てられる上、子供達がモノを大事にしなくなるから!
うちはもらわない!