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教えないわけではないので、ミスリードですが、いわゆる一方向の教育は効果が高いとは言い難いですね。
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世の中が便利になりすぎると、自分や自分たちであれこれ考える時間がなくなってしまいます。

私が高校時代、不思議な数学個人塾がありました。
相応のレベルの高校生を7,8人集め、そこに問題が5問くらい置かれていました。
先生が居間で食事をしたりテレビを見たりしている間に、私達生徒は相談しあって問題を解きます。
レベルの高い問題ばかりなので、3、4問できればいいほう。
2時間後に先生がやってきて、生徒たちのノートを見てきれいに書かれているかどうかをチェックして終わり。
何しに来たのかわかりませんでした。

今になって考えると、一部屋に同じレベルの仲間が集められて一定時間難問に挑んだのが最高の教育だったのだと悟りました。
「あーでもない、こーでもない」と言い合いながら、他者の頭を借りつつ自分の頭もフル回転させていたのでしょう。

今の時代は便利になりすぎて、かえって可愛そうな気がします。
京大時代、最初のボスは徹底した放置主義でした。教えないとダメなやつは、これから先もずっと教えないといけないので、相手にできないし、なにより業界で生き抜く力がないので、早いうちにスクリーニングして諦めさせることが教育者として重要、と自分の怠慢を見事に正当化し、教育を放棄するという最高の教育をしつつ、自分のやりたいことだけをやっていました。


さて、今日から私も大学の講義が始まりました。

少なくとも1/3は学生さんの発言や考察の時間にあてるようにしています(楽したい)。

押し付けになりにくいし、教えている方も新しい発見がいろいろあって楽しいです。
教える教えないという分け方でない方が良いと思います。興味を持たせる、相手を観て指導法は成り立つと思います。指導者は、観察力有りきです。経験値は、二の次です。観察力がやがて洞察力を付けていく。
そのためには、指導者、教育者たる者になりたい者は何が必要か?これが解らない持たせるは、成るべからず、
政治経済ニュースも同じ。
大手メディアによるポジショントーク満載の解説などに頼らず、一次情報や周辺情報に当たって、自分なりに読解すべし。
そして、それをここ(NewsPicks)にコメントすべし。ROM専ではニュース脳は鍛えられません。
共感を得られれば花丸(like)をもらえるし、他の人の模範解答(コメント)も読めるし、何よりも逡巡したことが智慧となって身につきます。
学生だけでなく社会人でもそうですよね。外発的な動機付けよりも、やっぱり内発的な動機付けからの行動の方が成果が出やすいですし、答えを教えるより、プロセスを考える癖付けの方が生産性向上にも繋がります。
先生がやるべきことで本当に大事なのは、下記記事引用①にある通り、学び方の手法を徹底に教え込むことですね。前提としてそれがないと、教えない事はただの放置プレーに過ぎません。
同様に②も重要。これがないとチャレンジが生まれない。学業でも仕事でも、人材育成においてどちらも大事です。仕事においては結果責任が伴う前提ですが、これをせずに放置する事で人は育つと勘違いしている人がどれほど多い事か。

この記事、内容は良いのにタイトルで台無しです。「基礎を教わっていない編集者」がタイトルをつけたのでしょうね。

①「学び方、特にトレーニングの方法は徹底的に教えなきゃいけません。分からない単語や文法が出てきたり、文章の意味が分からなかったりしたときに、どうしたらいいのかについては中1から徹底的に学ばせています。」
②「大事なのは生徒に安心して失敗させること」
いやーこれは日経ビジネスらしい面白い対談記事。「よのなか科」や「教えない」授業の本質は、ただ社会問題について生徒たちが教科書にのっとらずに議論する、という点ではなく、生徒たちが先生役となって授業を進めていく、という点だと経験者として思います。藤原先生が授業の初めだけ議論の軸とここで言う学び方(or調べ方)を提示し、それからは生徒がプレゼンして他の生徒たちに教えていく。てかそもそも学び方も考え方も生徒たちと全く異なった教師が生徒を授業で一方的に教えてきた、という歴史を見直す時代に来てるのかと。留学してはじめて驚いたのが、学校の図書館の勉強ルームがいっつも生徒たちでごった返してたこと。日本だと一人部屋にこもって勉強スタイルが確立されていますが、海外だと逆でカフェや図書館なんかで皆んなで一緒に教え合いながら勉強することがメジャーだったり。
あと山本先生のこの一言に尽きるかと。「文法ももう今は教科書を読めば分かるんですよ」。確かにわざわざ先生に教えてもらう必要ないことまで’教わってた’。俺もそうだったけど、「解説を読みましたか」という宿題=宿題ではない(笑)。完璧ではなく、あえて中途半端な状態で置いて良い意味で安心させない。言い換えると、読んだだけでは何の意味もないよ、と。あとぶっちゃけ、冒頭にあったけど藤原先生は今校長先生やってなかったら、大学受験の存在意義を否定してる、と思う・・・だって記事中にもある通り「結局、受験にどれほど効くのか、という尺度で見られ、そこが越えられない壁」というのはいくら日本で効果的な新しい教育メソッドが生まれてもここを変えないと何にも始まらない、から。皮肉にも。
素晴らしいですね。知識ってインプットよりアウトプットの方が記憶に残りますから、極論すれば毎日インプット型授業をするくらいなら毎日テストをしてその平均点で成績を決めた方が学力は上がるはずです。たださすがにそれでは生徒も大変なので、ディスカッションとロールプレーを組み合わせて自立的にアウトプットし合う環境をつくることで必要な学力の到達をはかるという仕組みは画期的だと思います。教師の役割は、自らは楽器を演奏しないものの全体のバランスと方向性を調節する指揮者の役割に近くなりますが資料作りなどの授業の準備から解放されますし保護者や地域住民を巻き込めば教師自身がすべての楽器に精通する必要はなくなるので全く新しいパラダイムシフトが起こりますね。
子供の頃、勉強しろと言われたことはなかったです。かと言って成績がよかったわけでもなく、むしろかなり悪い方。で、勝手に不安になり、勝手に塾に行きたいと親にお願いした記憶があります。
勉強に限らず、ほっとかれると勝手にいろいろやりたくなるし、それなりに考えちゃいますよねー。よくある話ですがー。
「教える」ほうがいいのか「教えない」ほうがいいのか、データの検証は必須。

私自身は、「小論文」という科目を大学受験の塾で持ってもいますが、「教えない」とどうなるか。
いまの高校生はディスカッションには馴れているので、多くの高校生がよく話します。ただそれがサイエンスの枠組みでの推論になっていることとは別。

そんなに無条件に「教えない」を礼賛しないほうがいいと思います。

なにを読んだらいいのか(本、論文、雑誌)、なにを見たらいいのか(ウェブサイトやBS)。こういうことはきちっと教えないと歪んでしまう。
ここは高校生に伝えています。

大学生の場合、みな勉強したがっている。これはひしひしと感じる。4年間が短いことを知っている。でも大学でもなにを読んだらいいか、なかなか教えない。文献リストを配るとか、毎週のようにアサインメントを出す教員は少ないのではないでしょうか。それでは講義に失望します。教員の多忙な事情もわかりますけれど。

その上で、どう文献や映像を批判的に見てゆくかという例を出す。クリティカルにモノゴトを見てゆく。そこに驚きやショックがあれば、自ら学習しようとする意欲は高まると思います。かなり理想論ではありますが、こういうことではないかと
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