クリントン氏、「2人のトランプ氏」と初対決へ
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注目のコメント
普通なら一発でアウトになりそうな発言を繰り返して大統領候補になったトランプ氏。誰が米国大統領として相応しいかを見定める前向きのエネルギーが生む従来型の候補と違い、ワシントンのエリートが作るアメリカへの不満や憤りの暗いエネルギーが生みだした、いわば異形の候補です。暴言を思い出させてもトランプ氏を候補に押し上げた層は多分、離れない。
前向きのエネルギーで候補を選ぼうとする普通の層が「トランプ氏が過激な発言を避けるという低いハードルをクリアした」結果、トランプ氏に流れるのがクリントン陣営にとっては怖いところでしょう。不満や憤りが候補を生む、従来とは違うアメリカが生まれているような気がします。それだけにテレビ討論の結果も読みにくい。