なぜ大手企業とベンチャー企業と連携が難しいのか 距離を縮める取り組みは?
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新規事業部門の普通の会社員としてはみにつまされるはなしです
事業部門は既存事業の成長をミッションにしている以上、海のものとも山のものとも分からないスタートアップに興味を示しにくいのは仕方のないこと
一方で、営業部門のように新規顧客開拓に積極的な部隊は、事業部との関係も強くスタートアップにも関心を持ちやすいので、うまく新規事業部門と事業部との橋渡しになるケースもままあります
社内外とわず、うまく密に連携できるようにすることが肝心ですが、なんだかんだ人間は好き嫌いや目先の利益で動くので、信頼構築には時間がかかりそうです。精進しますさすが、「この道何年」の光村さん。
僕も大企業の新規事業担当としてベンチャーとの連携を試みたものの、失敗に終わった経験があるので、身に染みてわかります。
"新規事業部門の社員も、さかのぼれば既存事業部門で働いていた“フツーのサラリーマン”に過ぎない。"というのはまさにその通りで、僕はこのパターンでした。
弊社に限らず、大手企業とベンチャー・スタートアップの協議は、PR効果を除けばほとんど上手くいっていません。
ただ、これは当たり前のことで学習効果が出てくるのはこれから。大企業側もベンチャーとの付き合い方がわかっていなかったし、逆も然り。数多くの失敗事例と、数少ない成功事例から学ぶ力を人類は持っています。
今後、大手企業とベンチャー企業の連携が上手くいく好事例がどんどん出てくるはずだし、それこそ先日発表されたOne Japanがそのハブ役を担うのだと思う。CVCを含め、権限のない大企業の中間管理職が、イベントやるだけてやった気になってるアクセラレーターやキャピタリストとマスターベーションしてるだけだから、出会いの機会は増えても、実効性を伴った素早い動きが全然できない。
本気でやるなら、せめて1億くらいの投資を独断で決められるくらいの権限を持った大企業の経営幹部が、一緒にやりたいベンチャーの売上を作るくらいの気概がないと全く意味がないし、まともな連携なんかできない。
大企業はやりたいことを明確にして責任者に予算と権限をつけなきゃならない。
ベンチャー企業は大企業に資金と販路などのリソースを求めているのだから、それがないなら組む意味もない。10億分のリソースを提供してくれたら20億儲けられるメリットを提供するくらいの気概を持つべき。
今のやり方は、リスクテークできないエセベンチャー支援者のマスターベーション、数年たったら、あの頃はくだらない時代だったなってなっちゃうだろうね。