Google、API開発の上場企業、Apigeeを6億2500万ドルで買収へ
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APIエコシステムが今後はさまざまな業種で構築されていく。しかし、APIの運用をすべて自社で行うのは難しいところも多い。APIコンソールで簡単に動作確認できたりすることは多くの開発者が期待する。Apigeeはそれを提供する企業。上場しているとは知らなかった(不勉強)。
APIエコシステムとはわかりにくかもしれないが、例えば、FinTechでまた技術革新が期待される金融業界。銀行や証券会社間の個人のお金の流れをすべてコンピュータープログラムから行えるようにするには、各社特有のシステムに対して指示を出さなければならない。現在提供されているオンラインバンキングなどは人に対してインターフェイスを提供することで成り立っているが、コンピュータープログラムに対してのインターフェイスがAPIである。このAPIが充実することで、プログラムだけで定形の処理が行えるようになる。A銀行のWebでお金を振り込み、振り込まれた先のB証券会社で投資信託を購入などのことがA銀行ともB証券会社とも関係ない別の企業から提供されているアプリから行うことができる。これは単純な例だが、このようなことが実現するためには各社がAPIを提供する必要がある。一時積極的に日本法人社長の勧誘がありましたが、そうしたらグーグルの人になっていたということか。ともあれグーグルはいい買収をしました。エンタープライズ領域のAPIエコノミー化が進めば企業や社会インフラが機能やデータレベルでインターネット・オブ・シングスになります。
おれもちゃんと日本行政機関のAPIは過去に紹介してるぜ………;;
https://newspicks.com/news/1729560/