NSAの天才ハッカー集団がハッキング被害、官製ハッキングツールが流出
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こういう状況が「怖い」と感じるのは、家に壁と施錠できるドアがある事が健全であるという、唯物的な価値観が情報空間の解釈に邪魔をしている典型です。
セキュリティ情報を多少カジると、セキュリティ情報、特にこうしたハッキング情報が意図しないところから暴露されていく過程というのは、情報網全体としての健全性を証明する唯一と言っていい方法なので、むしろ歓迎するべきものだと僕は考えています。
ニュースには殆ど上がっていませんが、今まさに世界中のネットワーク上で、犯罪者もセキュリティ研究者も、果てはNSAやモサド、北朝鮮などの国家機関までが物凄い勢いでセキュリティネットワーク突破攻防戦を行っています。映画みたいな話に聞こえるかもしれませんが結構マジです。
そういう中にこうした正体不明なハッキンググループがあり、そうした人々の活動する目的は、ひとえに情報の透明性の担保です。
情報というのは、個人情報や企業秘密以外は基本的にオープンになっているべきもので、そうした情報が秘匿されるということは情報の不均衡を生み、ネットワークが一部の情報強者が管理する傀儡となってしまい、ネットワークそのものの価値を棄損してしまうからです。