「戦後社会は落ちるところまで落ちた」鳥越俊太郎氏、惨敗の都知事選を振り返る【独占インタビュー】
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注目のコメント
私は「リベラル」ですが、この記事を読んで怒りで手が震えました。友人の中には、脱原発に惹かれて応援していた人が多くいましたが、別の人に投票してよかった、と思う。
中妻じょうたさんのハフポスト記事からたどり、この記事を読んで愕然とする。「何かを言いたかった」から選挙に出たって、どういうこと?街頭演説で保育士と話して初めて低賃金に気づいたって?あなたがバカにするネットに、保育士不足の問題はたくさん書かれていますが…。
50億円使えば、年収500万円の保育士を1000人、1年間雇うことができます。都内の待機児童のうち、1歳児が多くを占めます。その大半を1年間見ることができます。
その程度のことも知らない人が、巨額の税金を使う選挙に出ていた事実に驚き、あきれる。前編も凄まじかったが、後編も酷すぎる。総評があったからよかった、自分がしゃべってもメディアが取り上げない云々。野党はなぜこの人を担ごう/担げると思ったのかというプロセスも知りたいところ。いやハフィントンポストの良い仕事でした。
鳥越氏が醜悪であるということはもちろんだけれど、この「本気で勝とうとしていない」感じや、心のどこかで勝てると思っていたけれど、負けた途端に「そんなことは前からわかっていたけど敢えて戦ったのだ」とするのは、勝つことを知らず、勝とうともせず、勝たずとも不平を言い、散りの美学を正当化してきた戦後における左派のダメなところが凝縮されていると思う。
勝って結果を出さずにここまで来た弊害はいかんともしがたい。それはまた、SEALDsなどの若い世代にも漂っているので、その変革が求められると思う。