[ワシントン 5日 ロイター] - 米消費者情報誌コンシューマー・リポーツは5日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>のディーゼル車排ガス不正問題で米司法省に対し、対象となるVW車の所有者47万5000人への補償引き上げを求めた。

また、修理に応じた所有者があらためてVWに車を売り戻す選択肢も認めるよう訴えた。

同誌は、VWの買い戻し価格は小売価格を低めに見積もっていると指摘。「少なくとも数百ドル引き上げた買い戻し価格提示」につながる小売価格設定を使うことを促した。

またコンシューマー誌は、修理を選択した所有者が考えを改め、VWに車を売り戻せるようにすることも要求。修理すれば車の性能が大きく変わってしまう可能性を理由に挙げた。