25歳の復員兵ベンチャー起業家 - ブラジャーで天下を取った男 ワコール創業者・塚本幸一
コメント
注目のコメント
縁あって塚本さんの本は、8年ほど前に読んだことがありますが、戦後の混乱期に満員列車に大量の商品を積んで関西と東京を往復したり、ファッションショーのような形で展示会を試みたりと努力と創意工夫の方だなとの印象があります
ワコールさんは、30年ほど前に、文化の発信拠点として表参道に今でも人気のスパイラルホールを建築されたりと女性用下着だけでなく、日本の文化発展に貢献されています 最近は、スポーツ分野などより業態を広げたりとこれからも注目の会社です塚本社長の立志伝は面白そう。
敗戦直後の税制はよく知らないが、税務署のくだりは奇妙だ。
①課税所得のなさそうな起業したばかりの会社に、税務署員がわざわざ徴収にくるか?
②1年目が定められた通りの納税額なのに、わざわざ2年目にその倍額、3年目に3倍額払うのか?しかも、それでは3年間の納税額が固定されていない。
ひょっとして、法人税ではない、特別目的税や資産税などの別の税金か?税務署員と交渉して、3年分の税金を納めたくだりは面白い。
「これから商売やっていこうっていうとこに、ごっそり税金持って行かれたんではどもならんのですわ。どうでっしゃろ、1年目はきっちり決められた通り税金を納めさせてもらいます。そのかわり2年目はその倍、3年目はそのさらに倍ということで3年分の税額を今のうちに決めさせてください」