「小さいほうがイイ男」だ! 誰もが聞けなかった「ギリシア彫刻の股間問題」に答える
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学生時代、初めてルーブル美術館に行ったとき、館内のギリシャ彫刻の股間部分の写真をひたすら撮り続けたため、ルーブル美術館で撮った写真は数十枚の股間の写真だけになってしまったことがありました。
当時は確か、大きさというより、右曲がりと左曲がりがどちらが多いかの統計をとろうと思ったのですが、あまりに数が多いのと、撮影が恥ずかしいのとで、最終的に断念したのでした。「誰もが聞けなかった」ということはなく、ミシェル・フーコーをはじめとして社会史の研究者は性欲や性に関する規範意識の歴史を明らかにしてきました。
真面目に・楽しく読みたい方は、近代日本におけるオナニー言説を研究した赤川学さんの『セクシュアリティの歴史社会学』や澁谷知美さんの立身出世と下半身―男子学生の性的身体の管理の歴史 』あたりを手に取られると良いかと。