グーグル傘下のネスト、IoTの「規格統一」でインテルやクアルコムらと合意
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Threadという通信プロトコル(無線LANのWi-Fiみたいなサブセット統一規格ブランドのようなもの)について合意したとの事。技術の詳細については以下の記事を。
http://eetimes.jp/ee/articles/1411/19/news084.html
ちなみにボードメンバーには、先日SoftBankが買収したARMも含まれています。
【追記】
対するAppleが薦めるHomeKitはそれなりにエコシステムが出来つつあります。しかしAppleが定める厳格なセキュリティ性能要求のため、一部で開発に難が生じているようです。
参考:http://forbesjapan.com/articles/detail/7001
ただ、これらが高いレベルで実装されつつある事も確かで、こうしたエコシステムが完成すれば、ユーザにとってもセキュリティ的にメリットが高い仕様になると思われ、多勢に無勢というわけにもならないような気がします。俺がビデオレンタル店を始めた30年くらい前は、ベータよりVHSの方が市場シェアを押さえていた。
当初はVHS5本に対してベータ1本くらいテープを仕入れてたが、これくらい差が出ると自然とVHSへの一本化に進む。レンタル店にとってもその方が有り難かった。
でも最近で言えば、スマホはiPhoneとAndroidが拮抗していて、どっちも生き残るだろうから、アプリ開発やケーブルは今後も両方必要で、面倒が続きそう。
いろんな綱引きがあるんだろうけど、IoTの規格はどんどん一本化してくれた方が、メーカーとしては嬉しいな〜!IoTは、現在の種々のコスト構造からして、特にB2Cではまだビジネスモデルが未成熟なのが最大の課題で、まだ商売になるまではかなりの時間とiterationが必要だと思っています。標準化はそのためのステップの1つですが、こうした先が見きれない地味な活動に人やお金をさく余裕は日本の総合家電メーカーにはあまりないのでしょうか。現在のところ、日本企業で団体に参加しているのは、専門的なところのようです。
両団体の参加メンバーリストは下記のページで見られます。
http://threadgroup.org/About
https://openconnectivity.org/about/membership-list