【成田洋】英不動産ファンド凍結。日本の不動産への影響は?
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皆様、コメントありがとうございます。
不動産ファンドの「凍結」はリーマンショック後のドイツでも起こっています。
現在、日本においては似たような商品として私募REITが少しずつ大きくなっています(まだ個人には原則販売されていません。)。凍結のようなイベントが起こりうるということを念頭に置いて投資をされるべきと思います。
一方で、このような極端な出来事が商品を強くしていくということも事実です。
注目のコメント
今週の「金融市場なう。」は不動産。ブレグジットで混乱した英不動産ファンドの凍結ってなんのことなのか、そして日本の不動産への影響について、ロードスターキャピタルの成田洋さんに解説していただきました。
英国民投票の結果そのものよりもこの結果を受けて今後数年にわたって従前よりも金融市場、実体経済の先行き不透明感が増したことはたしか。こうした時にどのような形であれ投資するにあたって最も気にすべきことの一つが流動性リスクだと思います。不動産を投資対象としたREIT等のファンドは不動産そのものに投資するよりは流動性は高いものの、不動産を組み込んでいることそれ自体に潜在的な流動性リスクがあることを念頭に置く必要があるでしょう。目先マーケットは落ち着きを取り戻してきていますが、テールリスクが消え去ったとは言い難く、忘れた時分に思わぬ事態が生じてもおかしくはないですから。
分かりやすく、勉強になりました。不動産はローンを前提にしており、また売却しにくい(現金化しにくい)ということですね。
基本的な方向性は同じでしょうが、細かい部分では、金融商品それぞれに特徴があり、分けて理解することが重要ですね。