英、法人税率15%未満に
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法人税率を先ずフランス並みに下げて次はドイツ並み、と日本も順次税率を下げてはいますけど、一方で外形標準課税を強化したり繰越欠損控除の適用を厳しくしたり、全体としての法人税負担はなかなか下がらない。GDPを生み出す道具である法人への課税は軽くして、国内に呼び込んだ法人で稼いだ人に広く浅く課税する方が長期的に見て得策、という世界の潮流とは随分違っているようです。「儲かっている大企業を優遇して弱い家計を苛めるのか」というような声に掻き消されがちですが、我が国も、何のために法人税率を下げるのか、本当の税率負担の差はどうなのか、原点に立ち返って議論を深める必要がありそうですね。
欧州の税制方針は「法人税を下げ、VAT(消費税)を上げる」の流れです。「税率は問題にはされず、透明性あり、特別スキームなし」であれば良い方向性。
エストニア:利益配当せず内部留保していれば法人税0%。配当時に配当金額20%が法人税として課税されます。VATは20%です。