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2016/6/26
「システムに頼りすぎるな。これを食べてほしいという、店長の意思をレーンに流せ」
回転寿司チェーン大手・あきんどスシロー(以下、スシロー)では、水留浩一社長から各店舗の店長へ、こうした檄が飛ばされる。
デジタルマーケティング全盛の時代になっても、デジタルの限界を察知し、人間の役割を重視する企業も多い。その1つがスシローだ。
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コメント
注目のコメント
スシローは比較的よく行きますが、アプリが導入され、事前に受付が出来ることで待つ時間がなくなりかなりストレスが減りました。ただ、夕方に行くと、とても多くの人が従来通り並んで待っている状況で、まだまだアプリのリーチには課題がありそうです。
また、週末の昼・夜の時間帯の受付予約が出来ないなど、「この時間に行きたいのに予約できない」というもどかしさは残ります。
店としては、比較的余裕のある時間に予約を受け付けたいというのはよく理解できますが、消費者側からすると一番行きたい時間に予約が入れられないというのはなんとももどかしさを感じます。そもそも、受け付けてはいるけれども、事前に予約を受け容れられる人数が少ないのかもしれませんが。
…記事には関係ありませんが。
回ってくるお寿司の「体勢」がかなり崩れている時があり、手を伸ばすことをかなりためらう場面があります。新鮮なものを食べたいということで、回転している寿司よりも注文するという消費者が存在するとのことですが、上記のような状況も一つの原因になっているのではと感じます小泉首相が「総理大臣は食べ物をうかつに美味しいと言えない」と話していたことがあります。それを聞いた周りの人が“データ”として蓄積してしまい、何度も何度も同じメニューを出してくるんだそうです。
データだけに頼ってしまうと顧客の本心を見誤ってしまうので注意が必要です。
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