[ 20日 ロイター] - 仏広告大手ピュブリシス<PUBP.PA>傘下の調査会社ゼニスオプティメディアは20日、企業のインターネット上の広告(ネット広告)費について、2017年にはモバイル端末向けがパソコン(PC)向けを初めて上回ると予想し、時期を従来予想より1年前倒しした。

ゼニスオプティメディアによると、2017年はモバイル端末向け広告費がPC向けを2%(993億ドル)上回る見通し。

「今やPC向け広告は予測期間に減少すると予想している」とし、2016年が0.9%減、17年が0.4%減、18年は6%減との見込みを示した。

今年の世界の広告伸び率は4.1%と予想し、3月に下方修正した4.6%からさらに引き下げた。