教員なし、暗記なし、学費も無料--型破りのエンジニア養成大学校「42」
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注目のコメント
同校の設立コンセプトは下記2点。①大学の教育課程は、IT業界の進歩についていけない。②大学はお金が掛かりすぎる。2つともフランスに限らず、日本でも言えること。記事を読むと、MBAとエンジニアリングを合わせたような学校という印象。批判として、リベラルアーツを学べないという点が挙げられているようだが、プロジェクトベースの学びの中でそれぞれが必然的に学ぶ必要が出てくるのでは。そしてそれを、学生自身も強く認識して自ら学ぶでしょう。
この学校で注目したいのは、何より、経済的に困難な状況でも、能力があれば無料で学べる点。そして、学ぶことと就職がシームレスに繋がっている点。
無料のオンライン学習は多く存在しますが、無料のリアル大学校というのは面白い。
教育はフリーミアムに近づくと言われていますが、その一歩が現出したように感じます。仕組みは面白いが、学生の選別方法が鍵となるのではないか。8万人も応募者がいたら審査にかかるコストは多大だろう。記事中で(恐らくは)書類審査後のセレクションプロセスをスイミングプールと呼んでいたが、その詳細が知りたい、と思った。
ただ、なんとなく大学は出とこうとする子供たちと、高額な学費を親が負担する常識の結果、世界と戦えない人材を山ほど排出し続ける日本。
この学校のように実践的な教育と学生のスクリニングで社会価値を作り出せるのは素晴らし!