【勝間和代】消費者は常に正しい

2016/6/20

自分有名人化プロジェクト

──数年前まで、ビジネス書で多くファンを獲得しブームになったが、それは「自分有名人化プロジェクトだった」と認めている。
コンサルタントでしたから、戦略的なターゲットを決めて、一通り本を出し、まあこんなもんかなと。ですから、「オワコン」になっても、動揺はありませんでした。
最初から、ブームなんて3年くらいだろうと思っていましたから。
──計画通りだった、と。ただ、かつて「自分のキャラクターが売れれば何とかなると考えたのは、やや失敗だった」と反省の弁を述べている。
市場競争は厳しいですから、キャラ売りだけでモノも売れるわけではありませんし。
──「2年で忙しくなり、コンテンツの質が低下して……」とも言っている。3年間の勝間ブームに、やはり無理があったのか。