[ミュンヘン 2日 ロイター] - 独自動車大手BMW<BMWG.DE>は社内の一部門を自動運転車の開発センターに編成しなおしたことが同社幹部の話で明らかになった。BMWは電気自動車の分野で出遅れていたが、今後は自動運転技術を搭載した電気自動車の開発を目指す。

BMWの開発担当のクラウス・フレーリヒ取締役はロイターのインタビューで、同社が4月に「iディビジョン」と呼ばれていた部門を自動運転車専門の部署に編成しなおしたことを明らかにした。

これに伴い、BMWは人工知能(AI)の専門家の採用にも着手。これまでに社内に蓄積してきたコンピューターを使った自動ブレーキなどの運転支援技術も統合する。