起業家は誰のアドバイスを聞くべきなのか?
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『起業QA ベンチャーキャピタリストだけど質問ある?』の第15回。
ゲストとして来ていただいたMAKEYのCEO、中村秀樹さんに登場いただくのもこれで最後になります。
個人的には、「梶原さんがいま学生だったら、起業しますか?」という中村さんの質問に、
「ただ、いま自分が大学を卒業して、インターネットとスマホがあって、投資の環境とかいろいろ整っているというこの状況だったら、絶対に起業しますね」とスカッと言っていただけたのがこの回のハイライト。
高宮さんの仰る通り、おじさんでも若者でも誰であれ「やりたいことがあるなら、想いがあることがあるなら、今やればいいじゃん」が真理なんですよね。いつでもどこでも。
注目のコメント
連載第15回はMakey中村さん編完結。
スタートアップには、良かれと思って善意でアドバイスしてくれる人が沢山いる。でも、全てを取り入れていたら、いたずらに業務・組織を混乱させてしまうだけ。
経営としての意思、判断は必須で、起業家は複眼的なアドバイスを聞きながらも、最後はどれを実行するかを自らが判断する必要がある。
僕も、投資先や起業家にアドバイスを求められた時は、「こんな見方もあるよ」、「こんな選択肢も、あんな選択肢もあるよ」とオプション出しはするようにしているが、1つの解を押し付けたり、判断を肩代わりしたりしないように注意している。
スタートアップの場合、机上でベストな答えよりも、起業家が本当に腹落ちして死ぬ気で実行できるベターな答えの方が、圧倒的に成果があがる。浅い経験からくる個人的な考えですが…
アドバイスが正しいか間違っているか、という判断を、僕はしません。どうせ考えたって分からないからです笑
ではどうするかと言うと、そのアドバイスをくれた人を「自分達の仲間にしたい!」と思ったら、もらったアドバイスの中から一つを選んで実行するのです。
その際には実行していく過程をその人に事細かに、随時報告します。
そうすると、その人はアドバイスが「正しくなる」ように助けてくれますし、結果として仲間になってくれます。
というかこのお題面白いですね!
他の方々の意見もたくさん聞いてみたいです。