フェイスブックは「人生の幸福度を下げる」 米研究結果
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家や車は、地位財と言われて、他人との比較で幸福度を感じるとされてきました。一方、余暇の過ごし方は今までなら他人と比較しなくても良かったのでその絶対水準から幸福感が得られると言われてきました。しかし、フェイスブックで友人の余暇の過ごし方がアップされるようになってくると、そうした活動まで地位財になってきて、友人よりよくないと幸福感が得られなくなってきたということだと思います。
まあ、幸福度ってのはやっかいなもので、特に決められた度数がないので、何かに比べてマシかどうかで測るしかないよね。
だから手っ取り早いのはニュースやワイドショーを見て、他人の離婚や死亡や倒産なんかの不幸と比べて、「自分の方がマシだなあ」と思って上げるのが簡単だね。Facebookみたいなリア充写真ばかり見てたら、幸福度が下がるのは当然だよね。
ちょっと手間だけど、自分の辛かった過去を思い出して比べて、今のほうがマシだと思うのも手だよね。
もっと手間だけど、未来に起こるかもしれない不幸を想像するのも手だよ。今、近くにいる人が震災とかでいなくなったらなんて考えると、「今いてくれてありがとう」とか思うから、未来に比べてマシな今に感謝できるよ。
「比べてマシ」な幸福はいろいろあるけど、ちょっとでもマシなもんと比較できたなら、自分が好きになれるから、幸福度ちょ〜アップだよね。よく言われていることではあるが、研究結果として出ているのか、と。
ただ、特にFBなどの投稿は、目の前の出来事の価値を、見る人の羨望と想像をかきたてるようなベストの写真を使い、言葉を用い、最大化させる傾向がある。
実はそれを見て鬱になっている人よりも、上げている本人の方が、その作り上げられた仮想充実の中でしか気持ちを保てない弱い人であったりもする。
本当に「スゴイ」人は、スゴイと思われることを投稿したりなんてしない。